朝起きて、最初に蛇口をひねった水。
飲んだり、朝食の準備に使ったりしている方も多いのではないでしょうか。
実は、朝一番の水道水は、そのまま飲み水や料理に使うのを避けたほうがよいとされています。
では、いつもと同じ水道水なのに、なぜ朝一番は気をつけたほうがよいのでしょうか。
今回は、意外と知らない朝一番の水道水について、わかりやすくご紹介します。
朝一番の水道水について
日本の水道水は、安心して使えるように塩素で消毒され、決められた水質基準に沿って管理されています。
それなら朝一番の水もそのまま使えそうと思いがちですが、夜から朝まで水道を使わないと、水は一晩、家庭の給水管の中にとどまった状態になります。
その間に、消毒のために含まれている塩素の濃度が低下することがあります。
また、鉛製の給水管が使われている場合は、長時間水がとどまることで、ごくわずかな鉛が溶け出す可能性もあります。

朝一番だけじゃない、気をつけたいタイミング
気をつけたいのは、朝一番の水道水だけではありません。
旅行や帰省などで家を空け、長時間、水道水を使っていなかった場合も同じです。
久しぶりに水道水を使うときは、最初に出てくる水が、給水管の中に長時間とどまっていた可能性があります。
朝一番だけでなく、しばらく水道水を使っていなかったときにも、最初に出る水の使い方を少し意識しておきたいですね。
朝一番の水道水は飲み水以外に
朝一番や長期間水道水を使っていなかった場合は、最初のバケツ一杯程度の水を、飲み水以外に使うことが推奨されています。
ただ、バケツ一杯程度の水をそのまま流してしまうのは、少しもったいなく感じますよね。
そんなときは、掃除や洗濯などに使うこともできます。
朝起きて最初に出した水を掃除などに使い、そのあとから飲み水や料理に使う。
このように用途を分けることで、朝一番の水も毎日の生活の中で無駄なく活用できます。
ちょっとした習慣として取り入れておくと、続けやすそうですね。

浄水器を使っている場合も確認を
浄水器を使っていると、朝一番の水もそのまま使えると思ってしまうかもしれません。
しかし、浄水器を使っている場合も、朝一番の使い方には少し注意が必要です。
浄水器は製品によって、長時間使用しなかったあとの通水時間などが、決められている場合があります。
浄水器を朝一番に使うときは、使用している製品の取扱説明書を確認すると安心です。
まとめ
朝一番の水道水は、あまり気にしたことがなかった方も多いのではないでしょうか。
朝一番や、旅行から帰ってきたときなど長時間水道水を使っていなかった場合は、最初のバケツ一杯程度を掃除や洗濯などに活用し、そのあとから飲み水や料理に使うようにしましょう。
浄水器を使っている場合も、製品によって使い方が異なるため、取扱説明書を確認しておくと安心です。
毎日の何気ない習慣も、理由を知ると少し意識が変わりますね。
朝一番に蛇口をひねるとき、ふと思い出してもらえたら嬉しいです。
参考元
